2、ハワイでの個人セッション(第1回)
5日目(2001年7月10日)
(2) パワーを預けるゲーム
キ:その自己イメージについてですが、、、。
私は長年オーガナイズの仕事をしているのですが、私はオーガナイズするリーダーに対してパワーを預けてしまい、自分を低く評価し続けている事に気づいています。 セラピストや悟った人と比較して、「自分は劣っている」という自己イメージを作り上げてしまうのです。
あなたに対しても、このゲームをするのではないかと恐れているのですが、、。
フ:そのゲームとは何だろう?
キ:「あなたは知っているけど私は知らない」とか、「あなたは私より優れている」と思い込み、相手にパワーを預けてしまうゲームです。
フ:その通り。
キ:もし自分が真理を知っていて自信があれば、自分が直接にシェアすると思います。
でも自分は知らないと思い込んでいるので、自信もない。
だから優れていると思った人物を見つけて、その人をオーガナイズすると同時に、その人を崇めてしまうゲームをやり続けています。
フ:なる程、その通りかも知れない。
しかし私に対しては、そのゲームは出来ない。
キ:そうなんですか!?
フ:私は、単にあなたの兄弟だ。
私はあなたより優れているわけでも、劣っているわけでもない。
私は、ただ自分自身でいる。
そしてあなたに対しても、あなた自身であれるようにトライしているだけだ。
キ:なるほど。
フ:私は自分の事を「グル」であるとは主張していない。
私の所へ来る人に対して「グル」としての対応はしていない。
私は「マスター」でもない。
私は、「自分が誰か」を知っている。
ある人が、私に対してある特定の見方をする場合、それはそれで構わない。
女性の場合は自然と献身的な質を持っているので、マスター的な見方をする人もいる。
しかし特に男性の場合は、お互いの存在を尊敬し合う「兄弟」として接している。
だからお互いに「平等」で「同胞」だ。
ただ私の方が年長だから、あなたの潜在能力を最大限に引き出す助けをしているに過ぎない。
私は自分の能力を最大限に引き出せたのだから、あなたもそうなるべきだ。
{実際はフーマンより私の方がずっと年上なのだが、フーマンの方が年長と言われても何の違和感も感じなかった。魂レベルでは、フーマンの方がずっと年上に感じていたからである。}
私があなたのたくさんの質問に答えた理由、それから「なぜそんなにたくさん質問するの?」と何度も聞いた理由は、あなたがクリヤーになってパワーを持って欲しいからだ。
質問に答える事そのものに意味があるのではなく、あなたが答えを得る事で、パワーを取り戻して欲しいのだ。
それは、非常に大切な事だ。
あなたが私にパワーを預ける事は、して欲しくない。
そもそも今のあなたは、私に預けるパワーを持っていない。
あなたは持っていない。
パワーを持っていない理由は、マインドのせいだ。
だから、パワーを取り戻させたいのだ。
あなたの純粋性や自己イメージ等についてたくさん語ったが、それはあなたが自分のパワーを漏らしてしまっている部分をカットしたいからだ。
エクササイズをしなさいとか、色々なサジェスチョンをしたけれども、それはあなたが自分の強さに気づいて自分のパワーを取り戻すためだ。
私の事を「尊敬する兄弟」以外の在り方では見て欲しくない。
ある種の物事を私は知っている。
だから、私は「鏡」として機能する。
そして、あなたや他の人々の本当の姿を映し出す事が出来る。
あなたが、本当の自分の姿を充分に見いだしたなら、「それでいい、今度は他の人を助けなさい。」と告げるだろう。
だからそうなるまで、自分のパワーを取り戻す事に力を注ぎなさい。
自分自身を尊敬しなさい。
私やアジズや他の誰に対しても、崇めたり祭り上げたりしてはいけない。
もちろんあなたが教師をオーガナイズする場合は、自然とそこに「尊敬の念」が生まれる。 「尊敬の念」がなかったら、事は上手く運ばなくなる。
しかし、私とあなたとの繋がりは「兄弟」だ。
あなたは、ある種の物事に秀でている。
私も、ある事に秀でている。
だからお互いに秀でているものを、分かち合っているだけだ。
私が、自分の能力が全開になるよう努力するのと同じように、あなたも自分の能力が全開になるよう努力し続けるという事であり、それが神の意志だ。
通常の私のリトリートでは、私はあまり質疑応答はしない。
質疑応答を通して、上下関係を創り出す事に興味はない。
でもあなたに対しては、個人的にかなり答えを与えた。
なぜなら、あなたがエンパワーメントする為に、あなたの質問は非常に重要だからだ。
あなたが自分自身の事にクリアーになれば、あなたは内側にパワーを持ったまま、自分の人生を生きていく事が出来る。
私は、ただすでにあなたが知っている事を表面にもたらしているだけだ。
例えば、今一緒に住んでいる女性だけでは、あなたのすべてを満足させる事は出来ない事を、既にあなたは知っている。
私は、ただそれをあなたの意識の上にもたらしただけだ。
その事をあなたが見ることで、あなたの実際の人生がよりクリアーになり、あなたは力を持って人生を生き抜く事が出来る。
あなたに究極の真実を告げることが、このセッションの目的ではない。
今はマインドにワークする事に、主に焦点を当てている。
あなたは、人々が学びたがっている教師を紹介する役割を、自然に持っている。
だから、教師に対して、愛と尊敬と賞賛の念が生まれるのは自然な事であり、その教師の廻りには、そのようなエネルギーの場が生まれる。
しかしあなた自身は、そういった教師に対しては、友人あるいは兄弟として接しなさい。
もちろん、例えばアジズから色々学べるだろうから、尊敬と感謝の気持ちを持つだろう。
しかし個人的な繋がりとしては、尊敬と兄弟愛に基づくもの以外の、なにものでもない。
そこに、より優れているとか劣っているという問題はない。
解らないことをあなたが聞いて、誰かがそれに答えてくれたら、感謝するがいい。
しかしだからと言って、あなたがその人より劣っているという訳ではない。
上か下かの問題では全くない。
それは、非常に忌むべき事だ。
愛と尊敬と感謝、そして兄弟愛がそこにある。
それは家族の中で、兄弟がお互いにサポートし合う事と同じだ。
あなたは、オーガナイズする事でアジズをサポートし、アジズは瞑想を教える事を通して、一緒にワークをしている。
相手が目覚めているからといって、相手が優れていてあなたが劣っているわけではない。
あなたは、目覚めた人を見つける。
そしてその人をみんなに紹介する。
そうして、いろいろな物事が起こる。
しかしあなたが劣っている、という事では全くない。
シンプルに彼らから学んでいるだけだ。
あなたにはあなた自身の成長すべき道があり、あなたが得るべきパワーがある。
あなたは「スピリチュアルな戦士」なのだから、目覚めた相手に卑屈になる必要は全くない。
相手を崇める必要はないのだ。
「フーマン、私にはこういう質問があります。 この事をクリヤーする事で、もっとパワーと明晰さをもって 人生を生きる事が出来ます。」と、シンプルに聞けばいい。
そうすれば、「わかった。あなたの助けになれるよう問題を見てみよう。」と、応じる。
そこには「私はお前より優れていて、私は何でも知っている。お前は無知だ。」という態度は一切ない。
私はただ、「マインドを落としなさい。それがあなたを傷つけているから。」とサジェスチョンして、本当のあなたを取り戻す手助けをしているだけだ。
ヨガビジャに対しても、全く同じだ。
彼女より優れている、という立場から語っているのではない。
ただ彼女が、力を取り戻す助けをしているに過ぎない。
そして彼女が本当の自分を思い起こして、道を歩めるようにしている。
ただそれだけだ。
あなたに対しても、失ったパワーを取り戻させてるだけだ。
「セックスの事は心配しないように。 欲望を持つことを否定せずに、それを賞賛しなさい。他に恋人が欲しかったら求めればいい。エネルギーに溢れているのだから、欲求を満足させなさい。 エクササイズをして、スポーツをして、恋人を見つけて、センター運営にベストを尽くし、道を歩み、出来る限りマインドを落としなさい。」と、あなたのパワーを取り戻す事について語っている。
とてもシンプルだ。
「あなたの知らない答えを私がたくさん持っている。」というものではない。
シンプルに、あなたが知る必要のある事を答えているに過ぎない。
そうする事で、あなたは自分の人生を完全に生きる事が出来る。
将来日本に来て他の人を助ける時も、同じようにするだろう。
私の道は、「個としてある」事に重きを置いている。
「私」の事ではなく、「あなた」の事に焦点を当てている。
だから、私は自分のことをほとんど宣伝した事がない。
ある意味で、その必要性がない。
「同胞」という事だ。
私が持っている力と同じものを、あなたも同じだけ持てる。
それがとても大切だ。
私は自分の事を、他の人々よりも優れた地位に置くことには何の興味もない。
(3) 自分自身を信頼する
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